講座の履歴

戻る


SF乱学講座2005年12月の予定

タイトル:「東京の地方史 戦国時代の終わりまで」

講師  : 堀田伸二 SF乱学講座サイト担当

開催日時:2005年12月4日 日曜日 午後6時15分〜8時15分
参加費:千円
会場:高井戸地域区民センター(地図)3F 第4集会室。

講師自己紹介
 幼少からのSFファン。
 上京してからSF乱学講座に縁を持つ。
 一時期、SF乱学講座の世話人を務める。
 現在、SF乱学講座のサイトを担当。

内容紹介:
 上京してから十数年経ちますが東京には不思議が一杯。
 近所の小学校に遠くの土地の地名が付いているのは何故。
 東京は平野のはずなのに坂だらけなのは何故。
 旧都庁には銅像まであった超有名人らしい太田道灌なんて聞いたことないよ。
 
 地方で育ち、高校では日本史を選択しなかった私にとっては
 東京の歴史は知らない事だらけ。
 少し調べてみると、知らないことが後から後からもうびっくり。
 練馬区は板橋区の一部だったっとか、
 山手線は最初は環状ではなかったとか、
 新宿や浅草は江戸の一部でなかったとか、
 日比谷公園は入り江だったとか。
 いったいどこの世界の話だよ、思いもよらないことばかりじゃん。
 
 ここはひとつ誰かに東京の通史をきちんと教わったほうが早そうだと思い、
 乱学講座にリクエストするも、「自分で調べて発表しなさい。」と言われてしまう。
 それが大変だからリクエストをしているんですが・・・
 
 まあ仕方がないので、太田道灌あたりから調べようとすると、
 当然のことながら関連事項は知らないことだらけ。
 こちらは日本史を習った人なら当然知っていることさえ知らないのだから、
 あれも知らない、これも知らない、そんなこんなで遡って行く内に
 結局、一番最初から始めたほうが良さそうだと思う様になりました。
 
 このような経緯で調査する時代は旧石器時代から現在まで、
 調査する対象は東京の地方史という事になりました。
 そして時間を作ってはこつこつと調べ始めたが、
 いやはや関連書物の多いこと多いこと。
 ひとつの時代に関する書物だけでも何十冊あることか。
 もちろん全部を精読なんてできません。
 ひとつの時代につき、数冊の本を図書館で斜め読みをし、
 面白そうな箇所のみをピックアップするようにしながら
 調査を続けるも、江戸時代に突き当たりとうとうギブアップ。
 江戸時代に関する書物の量のすさまじさは尋常ではありません。
 そして明治以降になるとそれはもう・・・
 
 仕方がないので、乱学講座の世話人の方に泣きを入れてみると
 「調査の終わった範囲で許してやるので、調査結果をまとめて発表するように。」
 と言われましたので、今回は江戸時代に入る直前までのお話をします。
 
 日本史さえまともに習っていない人間が調べた調査発表が
 どれだけ皆様に喜んでもらえるか分かりませんが、
 私なりに面白そうな話ができますように精一杯努めさせていただきますので、
 冷やかしに来ていただけるとありがたいと思います。

会場は、京王井の頭線高井戸駅のプラットホームから見えています。特大の煙突が目印です。
駅の改札口をでてすぐの歩道橋で、環状8号道路をわたって下さい。
そこから、井の頭線沿いの横道を少し入って、左手の方向にある階段を上って広場に出たところの建物です。

 いつも近くで二次会をやっています。だいたい10時くらいまでです。