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SF乱学講座2006年2月の予定

タイトル:「偽史と空想力」

講師  : 原田実氏 偽史・古代史研究家

開催日時:2006年2月5日 日曜日 午後6時15分〜8時15分
参加費:千円
会場:高井戸地域区民センター(地図)3F 第3和室。タタミに座れる仕度で着てください。

講師自己紹介
 原田実(はらだみのる)
 1961年生まれ、広島市出身。
 いわゆる「古史古伝」全般の批判的研究者として日本でも5本の指に入る(他には3、4人しかいない)。
 と学会会員。
 
 『幻想の超古代史』『幻想の津軽王国』『幻想の荒覇吐秘史』『幻想の多元的古代』(批評社)
 『怪獣のいる精神史』『ウルトラマン幻想譜』(風塵社)『邪馬台国浪漫譚』(梓書院)
 『古事記・異端の神々』(ビイング・ネット・プレス)他、著書・論考多数。
 

内容紹介:
 『竹内文書』『東日流外三郡誌』『ウエツフミ』『ホツマツタエ』『カタカムナ』など、
 いわゆる「古史古伝」はいずれも記紀とは異なる真実の古代史を伝えると称されるが、
 実際にはいずれも近世〜現代の偽作である。しかし、これらは偽書だからこそ、
 その実際に作成された時代の精神をよく反映した文献でもある。
 「古史古伝」のいくつかを例にとり、それぞれの時代における歴史的空想力の展開と、
 その限界を読み解きたい。

会場は、京王井の頭線高井戸駅のプラットホームから見えています。特大の煙突が目印です。
駅の改札口をでてすぐの歩道橋で、環状8号道路をわたって下さい。
そこから、井の頭線沿いの横道を少し入って、左手の方向にある階段を上って広場に出たところの建物です。

 いつも近くで二次会をやっています。だいたい10時くらいまでです。


講義のレジュメを講師の原田氏より頂きました。許可を得ましたので公開いたします。 偽史と空想力